KGI・KPIを設定しよう!Webサイトの目標数値を決めるのに必要な指標!
Webサイトの目的・目標数値をどのように設定すればいいか?
【Webディレクター兼Web担当者と一緒に学ぶシリーズ】Vol.2
前回のブログでWebサイトの目的、目標を設定しよう!ということを書かせてていただきました。ではWebサイトの目的、目標はどのように設定すればいいのか?ということがなかなかわからず悩んでらっしゃるWeb担当者の方が多いように思いますので、今回はWebサイトの目標、目的をどのような考え方で設定すればいいかを一緒に学んでいきましょう。
過去の記事
Webサイトの目的を明確にする
目標数値を決める前にまず最初にすることがWebサイトの目的を明確にすることです。
Web担当者としてWebサイトを活用して達成したいことは何でしょうか?
サイトの性質により大きくは3つに分かれることが多いです。
皆様のWebサイトはどこにあてはまるでしょうか?
まずはここから考えてみましょう。
Webサイトの性質別目的例
・コーポレートサイト→資料請求、お問い合わせ
・ECサイト→商品の購入
・メディアサイト→多くの記事を見てもらう
目的がはっきりしたら次は具体的な数字目標に落とし込んでいきましょう。
Webサイトの目標数値KGIとKPIを使って設定する
Webサイトの目的が決まったら目標数値を設定します。 その際に使うのがKGIとKPIという指標を使います。 まずKGIについて学んで行きましょう。
KGIとはなにか?
KGI(Key Goal Indicator)とは重要目標達成指標とも呼ばれ、ビジネスの成果(ゴール)を定量的に定めたものになります。 どのようなものがKGIとして設定されるかというと【売上高】【成約数】【利益率】などになります。会社の経営に関わるとても重要な数字になります。 ではKGIからどのようにKPIとしてWebサイトの目標数値を定めればいいでしょうか?
KPIはなにか?
KPI(Key Performance Indicator)とは「重要業績評価指標」とも呼ばれ、KGIがビジネスの成果(ゴール)の指標に対してKPIはそのプロセスの達成状況を示す指標になります。
Webサイトの目標数値をどのようにKPIとして設定するか?
Webサイトの目標数値をKPIとして設定する際にはまずKGIの数値から逆算をします。
KGIを仮に年間の売上1億2000万円とした場合にWebサイトからの売上をいくら見込むか設定しましょう。Webサイトからの売上の見込みはこれまでの実績などの参照し設定しましょう。 ここではWebサイトからの売上を3,000万円に設定します。
顧客単価が300万円だとすると、Webサイトからの必要な受注は10件となりこれがWebサイトで達成する目標数値になります。
ここから更に、受注にいたる割合などからお問い合わせ件数、資料請求数などを逆算していきWebサイトの訪問者数がどの程度必要かというところまで落とし込んでいきます。
ただしKPIは細かく設定しすぎると進捗管理が大変になりますので、重要な指標をのみ追っていくようにしましょう。
重要な指標としては【受注数】【受注率】【顧客単価】【問い合わせ数】【サイト訪問者数】は最低限追っていきたい数字です。
KGI・KPIを設定することでビジネスの進捗が明確になります
Webサイトの一番のいいところはデータが取れるところです。 KGIから逆算して取れるデータをKPIとして設定することで、現在のビジネスの進捗が明確になります。 また様々な施策の効果検証もデータをもとにできますのでWeb担当者として上司や経営層に報告がしやすいです。 ぜひKGIとKPIを設定し御社のWebサイトを活用してください。 ではまた次回。
AMR株式会社ではKGIやKPIの設定など御社のWebサイトを活用するためのサービスを展開しています。お困りごとがありましたらご相談ください。
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