Web担当者になったらまず最初にすべきことをわかりやすく解説
【Webディレクター兼Web担当者と一緒に学ぶシリーズ】Vol.1
AMR株式会社でディレクターをしております廣田です。
クライアント様の案件のディレクション業務をしながら、2019年の7月より自社Web担当者を兼務しております。
この記事ではWeb担当者になられたばかりの方に向けて私がWeb担当者として取り組んで来たこと、これまでクライアント企業様と共に取り組んで来たことをお伝えしたいと思います。
Web担当者としてこれからお仕事される方の何かヒントになれば幸いです。
私もまだまだWeb担当者としては新米ですので、一緒に学んでいきましょう!
Web担当者の役割は?
Web担当者の役割はどんなものでしょうか?
WebサイトやWebマーケティング、CRMなどの顧客管理などのデジタルを活用して成果を出すために動くことです。
成果を出すということがポイントですね。
Web担当者の仕事はどんなもの?
ではWeb担当者は成果を出すためにどんな仕事をしなければいけないのでしょうか。
Webサイトのコンテンツ作成
クライアントになりうる企業の方が自社のWebサイトを訪問された際に、サービスや価値を伝えるためのコンテンツを作成します。
自社のターゲットはどんな企業か?
自社のサービスの強みは何か?
どういうコンテンツがターゲットに響くのか?
この3つを頭においてコンテンツ作成が必要です。
ただこれを一人で作るのは大変ですので、自社のサービス担当者は他部署の人や場合によっては経営者にも話を聞いてコンテンツ作成をしましょう。
弊社でもコンテンツの原案を代表にお願いしているケースもあります。
Webマーティング活動
コンテンツは作るだけでは見られることはありません。
そこでWebマーケティングの出番です。
SEO対策、Web広告、メルマガ運用、SNSの運用など自社のチャネルを選別して最適なものを選びます。
また集客したあとの解析も重要です。
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使いアクセスの状況やユーザーのサイト内での動き、お問い合わせの状況などを確認しましょう。
弊社では素案を私の方で作成し社内で協議してチャネルを選定しています。
Webサイトの更新・ドメイン、サーバ、CMSの管理
Webサイトは作って終わりではありません。アクセス解析の結果ボトルネックになる箇所が見つかったり、新サービスができたり情報が古くなったりします。
その際の更新を自身で行うまたは自社のリソース、外部パートナーに依頼して行います。
またサーバの管理やドメインの管理、CMSのライセンス管理なども含まれるケースもあります。
顧客情報の整理
これはWeb担当者の仕事でないケースもありますが、メルマガやWeb広告を活用するにあたって自社で保有している顧客情報の整理が必要になります。
営業担当の方が個々にエクセルや名刺管理ツールを入れたりしているケースが多く見受けられます。
このような場合CRMを使って社内の顧客情報を一元管理することが必要です。
その際に中心になってWeb担当者が動いていくことでメルマガなどの施策を実行するのにスムーズになるでしょう。
弊社でもCRMを導入し顧客情報の一元化を行いました。その内容はまた後日ブログで書きたいと思います。
ではWeb担当者になったら何から始めればいい?
ここまでWeb担当者の役割、Web担当者の仕事をお話してきましたがではまずは何から始めていけばいいでしょうか?
Webサイトの目的を明確にしよう
Webサイトを使って何を実現しようとしているのでしょうか。
Webサイトからの問い合わせを増やして売上をあげたい!やWebサイトを通じてユーザーと交流の場にしたい!などがあると思います。
実現したいことにより施策も異なりますので、まずはWebサイトの目的を明確にすることを最初にやりましょう。
弊社では代表から年間の売上目標を共有いただきそこの達成に向けて施策を実行しております。
目的達成のためにやらなければならないことは何か?
Webサイトの目的が明確になれば次に目的達成のためにやれることを考えていきましょう。
1:目標数値を設定する
Webサイトの目的がお問い合わせを増やすだった場合、1年間で何件お問い合わせを取るのかを設定しましょう。目標数値を決めなければうまくいっているのかいっていないのかがわかりません。目標数値はいつまでに何件というふうに設定しましょう。
2:数値計測のための環境を整える
Webサイトはデータを取れるのが一番のいいところです。
Googleアナリティクスなどのツールを入れてしっかりとお問い合わせの状況などが見えるようにしましょう。
またアナログで計測するものはデータの受け渡し方法などのルールを決めておきましょう。
3:施策を考える
目標数値を達成するための施策を考えましょう。
まずはターゲット像を明確にしましょう。そしてそのターゲットのことを一番知っている方(営業の方など)にヒアリングし仮説をたて施策を考えることが有効です。
まずはWeb担当者として施策を考え実行するまでをやってみよう
ここまでWeb担当者としての役割や仕事内容などの紹介してきました。
まずは施策を実行するところまでを最初の一歩としましょう。
実行したあとは策がどうだったか?ということを検証し次の施策に活かしていきましょう。
AMRではWeb担当者のために役立つ情報を定期的に発信してきますのでお楽しみに。
またWeb担当者の方が普段の業務の中でこんなことが困っているなどご相談がありましたら
弊社のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
ではまた次回。
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